水草の保存方法 陰性水草
こんにちは、ミトコンです。
アクアリウムをしている方には、水草をどのように保存しようか悩んでいる方もいるのではないでしょうか?そこで今回は、陰性水草の保存方法について紹介したいと思います。
陰性水草
水草には主に2種類に分けられます。
陰性水草は、低光量で低栄養の条件下でも生育できるものが多いです。
代表的なものには、ミクロソリウム、クリプトコリネ、ボルビディス、ブセファランドラ、アヌビアスなどが挙げられます。
今回紹介する方法は、クリプトコリネには向きませんが、そのほかの陰性水草には適用できると思います。実際に保存方法を実施したものはミクロソリウムとブセファランドラです。両方とも現在も成長中です。
今回は、ミクロソリウムを見本として紹介したいと思います。
準備するもの
今回、準備するものは以下のものです。
- 陰性水草・・・保存したい植物を用意してください
- メラミンスポンジ・・・根を活着させるのに使います。
- 密閉容器・・・タッパーなどで大丈夫です。ない場合は、深めのお皿にラップを貼ることで代用できます。
- ハサミ・・・スポンジ、水草を切る際に使用します
- ピンセット・・・水草をセットする際に使用します
保存方法
まず、メラミンスポンジを好みの大きさに切ります。このメラミンスポンジに水を吸い込ませるため、薄めの方が良いです。
今回は、3cm×3cm厚さ1cmです。
好みの大きさに切ったら、スポンジの中央らへんに切り込みを入れます。
この時、切り込みを端まで入れてしまっても大丈夫です。
続いて、この切れ込みに水草をセットしていきます。
上から見るとこのように割れ目に根と茎の部分を入れていきます。
横から見ると、こんな感じです。
全ての水草をメラミンスポンジにセットし終えたら、密閉容器に入れスポンジの7〜8割が浸かるように水を入れます。
そして容器に蓋をすれば完成です。
あとは、枯れないように光を当てればOKです。
私の生育情報をあげておきます。
部屋の温度は16℃〜32℃、ライトの点灯時間は8〜10時間です。
水槽よりも15センチ長めの水槽のライトを購入しその光で生育させています(30cmキューブの水槽で45cm用のライトを使用しています)。ホームセンターにあるライトスタンドと電球を購入して照射しても保存できます。
水換えの頻度は、1~2ヶ月に1回する程度です。
水草を保存するときの参考になれば幸いです。
また、質問などがあれば気軽にコメントして下さい。
次回は、陽性水草の保存方法か黒髭ゴケの倒し方を書きたいと思います。