アクアリウムを始めるには? 水槽~ヒーターまで必要なものを紹介

こんにちは、ミトコンです。
最近、熱帯魚の赤ちゃんが生まれて、成長が楽しみです。
今回は、アクアリウムを始めるに当たり必要な道具を紹介していきます。

自己紹介
アクアリウムを初めて、15年位になります。ネイチャーアクアリウムを初めて、6年になります。今まで、淡水魚をメインに馴染みのあるものではメダカや金魚、熱帯魚ではエンゼルフィッシュやベタ、グラミーなどを飼育してきました。ネイチャーアクアリウムでは、2020年、IAPLC(Internatinal aquatic plant layout contest)で700位代でした。海水魚は飼育していません。

水槽

まず、アクアリウムに重要なのは、水槽です。
飼育したい魚がいる場合は、その魚のサイズに合わせましょう。特に古代魚系の大型魚は、横幅120cmの水槽が最低でも必要になる場合があります。
特に買う魚を決めていない場合は、30cmキューブ水槽がオススメです。
一般的におすすめされるサイズは60cm水槽ですが、なぜ30cm水槽をオススメするのか?
それは、手軽だからです。水槽サイズは小さいほど、水質は不安定になります。
しかし、30cm水槽は水量が27Lもあり比較的水質が安定しやすい。そして、水槽サイズが小さいのでとても管理しやすいからです。管理しやすさを具体的に書くと、毎週の水換えがバケツいっぱいですむ。そして、リセットの時の作業が軽い。

フィルター

フィルターは、水を綺麗にする装置です。主に6種類のタイプがあります。

  1. 外部式フィルター・・・濾過能力が高いが掃除がめんどう
  2. 外掛け式フィルター・・・濾過能力はそこまで高くないが管理が楽
  3. 投げ込み式フィルター・・・濾過能力は低い、お手軽感が最強
  4. 上部フィルター・・・設置がらくしかし、ライトの置き場を制限される
  5. 底面フィルター・・・低床をフィルターにできる、設置すると取れない、目詰まりを起こす
  6. オーバーフローシステム・・・大型水槽向き、設置が大変

私のオススメは、外部式フィルターです。上にも書いたように濾過能力が本当に高いので、大食感の魚でも安心して飼育できます。また、メーカーにもよりますが、水槽内がスッキリするのもオススメの点です。しかし、値段がはるので、どうしてもという方は、外掛け式フィルターで良いと思います。

ライト

ライトは、魚を綺麗に見る、水草を育てるのに必要です。
ここ数年、LEDライトの種類がとても増えてきており、ライトの色を変えれるものなど選ぶのがとても難しいです。
ライトを選ぶ際は、水草を育てるか考慮に入れて選びましょう。
水草を育てる場合は、高光量のものを選びましょう。
30cmキューブ水槽なら1灯60cm水槽なら2灯必要です。
オススメのライトはゼンスイのMULTI COLOR LEDです。魚を飼育する場合でも、光量を抑え苔の発生を抑制できる。水草を育てる場合にも光の波長を合わせることができる。まさにオールラウンダーライトです。また、水草を育てるという場合は、KOTOBUKIのFLAT LEDがオススメです。

ヒーター

熱帯魚を飼育するにはヒーターが必要です。水草は原産地による場合が多いです。熱帯魚以外の川魚の場合はヒーターは必要ない場合もありますが、水量が少ないと水温が急激に変化するので、あった方が無難と言えるでしょう。ヒーターには主に3種類あります。

  1. 温度固定型ヒーター・・・水温があらかじめ設定されておるタイプ、価格が安い
  2. 温度可変型ヒーター・・・サーモスタットが付いたヒーター、価格が高い
  3. 温度不可変型ヒーター・・・無限に温め続けるヒーター、別途サーモスタットが必要

私のオススメは、温度可変型ヒーターです。熱帯魚を飼育していると、病気になる時があります。そういった際に、温度可変型ヒーターだと、水温を上昇させ病気と戦うことができます。ヒーターを買う際ですが、水槽のサイズに合ったものりワンサイズ大きいものをかっておきましょう。

水槽台

水槽を設置する際に必要なのが水槽台です。30cmキューブ水槽で約30kg、60cm水槽で60kgになります。一般的な市販の台に設置して、倒壊してしまっては元も子もありません。
私のオススメは、2×4の角材で水槽台を自作することです。水槽台を買おうとすると、60cm水槽で1万円ほど掛かりますが、自作すると5000円ほどで作ることができます。
私が水槽台を自作する際に最も参考にしたサイトのリンクを下に貼っておきました。

予算5,000円で120cmサイズの水槽台(棚)を自作(DIY)する。 
https://hiroshan-medaka.com/archives/2017/09/18/2591/

低床

熱帯魚や水草を育てる場合、低床が必要になります。
熱帯魚を飼育する場合は、魚の種類によっては低床ごと餌を食べてしまう種類の魚がいますので注意しましょう。魚自体は低床が太上な場合、低床を入れるかどうか迷うという方は、入れるようにしましょう。低床を入れることのメリットは以下の2点です。

  1. 景観が綺麗になる
  2. 微生物の定着により、水が綺麗になり、水質が安定する

①景観が綺麗になる
水槽の下に砂や砂利を引くことで、自然の景観を再現できます。低床を引かない質素な水槽より華やかになるので是非入れましょう。

②微生物の定着により、水が綺麗になり、水質が安定する。
低床を入れていない水槽では、水換えをした翌日によく水が白く濁ることがあります。この水のにおいを嗅いだことがある人は、わかると思いますがとても臭いです。これは、水中の微生物が死ぬことで水が腐っている状態です。低床を入れることで、水中の微生物が死ぬのを防ぎます

水草を育てる場合、ソイルと呼ばれる腐葉土を焼き固めた低床を入れます。
ソイルは腐葉土を焼き固めたものなので、栄養が豊富でほとんどの水草を育てることができます
オススメのソイルはADAのアマゾニア(ノーマル)JUNのプラチナソイル(パウダー)です。ADAのアマゾニアは原料切れで入手が難しくなっていますが、水草の育ちが非常に良いのがオススメのポイントです。JUNのプラチナソイル水がとてもピカピカして綺麗なのがオススメのポイントです。

ソイルの場合、厚さは最低でも5cm必要です。30cmキューブ水槽で0.9Lで1cmなので5L~8L前後買っておきましょう。ダイナミックなレイアウトをする場合は多めに買っておいたほうが良いです。

小道具

バケツ
水換えの際に必要になります。大きめのと少し小さめの2つあると便利です。

温度計
水温をモニタリングするのに必要。温度計が潰れた際の目安にもなるので入れておきましょう。
100均のもので大丈夫です。

ピンセット
水草を植栽する際に必要になります。一般的な短いピンセットでは、すぐに抜けてしまうので、専用のピンセットを購入しましょう。まずは、長めのものを購入しておくと良いでしょう。

ハサミ
水草をトリミングする際に必要になります。一般的なハサミは、油を指しているので使用する場合は、よく洗ってから使用するようにしましょう。専用のハサミの場合は、ストレートの長いハサミ、ショートのカーブしたハサミを一本ずつ購入しておくと良いです。

メラミンスポンジ
水槽の壁面を掃除する際に必要です。

CO2
育成が難しい水草やCO2を添加した方が綺麗に育つ場合に用意すると良いです。本格的にはやらない場合は必要ないです。また、ボンベ式と発酵式のものがあります。発酵式は手軽にできるので試しても良いと思います。

エサ
熱帯魚を飼育する際に必要になります。赤虫しか食べない魚などがいます。魚を購入する際に熱帯魚店で餌について聞くか、やネットや本で生態を調べましょう。

肥料

水草を綺麗に育てる場合に必要になります。赤色を強めるものなども出ていますので、合ったものを選びましょう。本格的にしない人は必要ありません。

アクアリウムは初期費用は高いですが、一度始めると続けるのは安く済みます。
ぜひ、あなたのお家に合った自分だけの水槽を立ち上げましょう!

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