勉強をしすぎて、バスに乗れず、会食できなくなった話
こんにちは、ミトコンです!
皆さんは、勉強や会社で日々ストレスを溜め込んでいませんでしょうか?
また、精神疾患に、「なりそう」や「なってる」ということはありませんか?
私が大学生の頃、勉強によるストレスで一時期バスに乗れなくなり、会食になると喉が詰まり食事ができなくなりました。今回は、これらの精神疾患になった経験と克服するのに行ったことを話します。
精神疾患になった環境
私が精神疾患になったのは、大学3年生の前期の時でした。
私は、生命科学科という薬学部に似ていますが、生命の基本現象について学ぶ学科に所属していました。
私の学科では、厳しい先生が多く約4割の人が留年するか退学するような状態です。
その所属している学科で、私は特待生を維持するべく毎日勉強していました。
※テスト勉強は嫌いですが、生物に関する事象など興味があることを勉強するのは好きです。
具体的に1週間のスケジュールを書くと(繁忙期)
月曜日:1限〜5限(9時20分〜18時10分)まで講義、その後学校に10時まで残り勉強
火曜日:2限(11時)から講義、その後、実習、学校に10時まで残り勉強
水曜日:昼まで講義、その後、実習、そして学校に10時まで残り勉強
木曜日:水曜日と同じ
金曜日2〜4限まで講義、早めに8〜9時まで残り勉強
土曜日:1限から講義、夕方まで学校で勉強
日曜日:勉強を半日、休み
朝は、6時30分起きで夜は11時30分くらいに寝ます。
実習がないときは、そこが全て勉強に置き換わります。
勉強は基本的にプリント作りとレポートなどを行っていました。
今見ても、確実に病むようなタイムスケジュールになっているなと思いました。
精神疾患になった状況
私は、大学の学業のストレスにより、広場恐怖症(バスに乗れなくなる)と会食恐怖症(会食出来なくなる)精神疾患を患いました。ここから、それらの精神疾患になった状況についてお話しします。
広場恐怖症
私がバスに乗れなくなった状況は今でもはっきり覚えています。
火曜日に学校に向かっており、バスに乗った日のことです。
いつものように後方部に座り、音楽を聞きながら、スマホを眺めていました。
※精神疾患になるまで、バスに乗りながらスマホを見て乗り物酔いになったことはありません。
バスが発車して間もなく、喉が急に締め付けられるような感覚に襲われました。
そして、動悸が激しくなり、パニック障害のように呼吸も苦しくなりました。
大学まで5kmありますが、400mほど進んだ次のバス停でおりました。
それ以降(4年生になるまで)、バスに乗ると首の締め付け感と動悸のパニック障害に襲われるようになりました。しかし、大学まで5kmあるので毎日歩いて大学に行くわけには行きません。そのため、毎日、我慢してバスに乗り続けました。
何回か、もう乗れないような状態になった時がありましたが駅のトイレで出ないものを吐いたり、歩いて行ったりしました。
幸運にも歩いた時は、毎回火曜日だったので遅刻は一回もしませんでした。
会食恐怖症
会食時に食べれなくなる状態に陥った時は、あまり覚えていません。
しかし、確実に食べれなくなる条件はわかっていました。
それは大勢で食事をする時です。
会食の人数が5人を超えると、もう喉が詰まって、全くものを食べることができませんでした。
家族と行く回転寿司でも喉が詰まって食べれなくなりますが、大人数で食べるときよりはマシでした。
マシになったきっかけ
私は、これらの精神疾患を克服するのに、とても苦労しました。
薬で対抗してみた
まず、初めに試したのが薬です。
とりあえず、ネットで調べ、ストレスによる、気道の圧迫感に効果がある半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)という漢方を買って朝に飲んでみました。
飲んでみた結果、確かに効きます。
※プラセボ効果(疑似薬による気持ちによる作用)かもしれませんが。
感想としては、値段が高いです。
私が買っていたのは20包、2400円ほどのもので1袋120円で1ヶ月も持ちません。
給付制の奨学金を貰っていたとはいえ、月1万円ほどでやりくりしていたので1/4も持っていかれるのはとても痛かったです。
お金に余裕がある方にはオススメします。
結局、1ヶ月で買うのをやめました。
朝に飲むコーヒーを辞めました
私が精神疾患になる前は、朝食の際にコーヒーを飲んでいました。
私は、甘党なのでコーヒーに大量の砂糖を入れて飲んでいました。こうすることで脳にエネルギーが行き、朝から頭がフルに回ります。
しかし、精神疾患になってから、しばらくしたある時、コーヒーを飲むことで少し喉が詰まることに気づきました。そこで、コーヒーを熱いお茶に変えてみました。
すると、マシになりました。動悸が少し楽になったり、喉の圧迫感が弱くなる程度ですが。
おそらくですが、コーヒーが脳を活性化させる(詳しくいうと、アデノシン受容体にアデノシンが結合するのを阻害することで活動電位の低下を抑える)ことが、喉が詰まったりする際のトリガーになっていたと思います。
もし、精神疾患に苦しんでいて、原因事態に対応できない人はトリガーを探してみると良いかもしれません。
睡眠の量を増やす
最も、効果が出た対策は、睡眠量を増やしたことでした。
4年生になり、研究室のコアタイムが10時から17時までになりました。
そのおかげで、毎朝、7時半まで寝ることが出来ました。
4年になり初めのうちは、バスに乗るのが辛かったですが、1ヶ月のすると普通に乗れるようになりました。
現在も7時間30分以上の睡眠時間を確保するようにしています。
会食恐怖症は未だ治らず
会食恐怖症は未だに治っていません。
会食恐怖症のトリガーは、残してはいけないと思う考え方です。
克服方法がなかなか見つからず、大学の時に比べマシにはなったものの現在でも苦しんでいます。
今回の記事が、みんさんの生活の参考になれば良いと思います。