セット物の釣具は買わない方が良い!
こんにちは、ミトコンです。
過激なタイトルすみません。
皆さんは、店頭に置いてあるセット物の釣具を買おうとした経験はないでしょうか?
今回は、そのようなセット物の釣具を買わない方が良い理由について紹介します。
セット物の釣具の特徴
よく釣具屋で見かけるセット物の釣具は、ロッド、リール、ラインがついて1セットになっています。そして、ロッドスタンドに10本ほど刺さっているのがよく見ますよね。
手にとってみたことがある方は、お気づきだと思いますが無名のメーカーの商品ばかりです。特にラインに関しては、巻いた後の状態なのでどこのメーカーかさえわかない状態で販売されています。
ここで実際にあった事例を紹介します。
ワインドの人気が出つつあった、5年ほど前、知り合いがロッド、リール、ラインが揃ったセット物の釣具を8000円ほどで買いました。そして使ってみると、投げたさいのざらざら感と言い、ロッドとリール、ラインが全く合っていない状態でライントラブルが頻発していました。
実際にリールからラインを外してみると、糸を巻くさいのテンションが全く掛かっていません(糸がよれている状態)。さらに糸を外すと下からナイロンラインが出現しました。価格的にナイロンライン<PEラインなので、原価を下げるためにPEに非対応のリールにナイロンラインを下巻きしその上にPEラインを巻いたのであろうと思います。
セット物の釣具の欠点
セット物の釣具の欠点は、店側が全て決められるという点です。
ロッドの硬さもリールの番手もラインの号数も全て店側に決定権があります。
そのため、売れ残った製品を無理矢理引っ付けてセットを作成したり、普通に使えないようなラインを使ってセットを作ることができます。
結論を言うと、セットで買うと個別に買うよりもタックルバランスが悪くなってしまいます。
ロッド、リール、ラインの3つのバランスが整って初めて、快適に釣りができます。
そのような点でセット物の釣具は買わない方が良いと言え、まさに「安物買いの銭失い」です。
セット物の釣具を買うべき時
釣具屋のセット物の中にも稀に買いの時があります。
それは、ロッドやリールが価格に対して、はるかに安い時です。
例えば、定価5000円ほどのメーカー物のリールが入っているセットが8000円で売っている場合です。この際は、セットを手に取り、ロッドの規格とリールの規格をみて、ロッドの長さ、リールの番手、ラインの号数が適合しているか確認しましょう。実際に適合していたら、買いです。
私の感覚的には、ネットショッピングのセット物の釣具は当たりが多いように感じます。
最後に
今回の記事を参考にして、セット物の釣具を買う際の決め手にしていただければ幸いです。
皆さんの釣り生活がより良いものになりますように!